京浜急行電鉄(株)と横浜国立大学、横浜市は、10月29日から金沢区の富岡西地区で、登坂力に優れた「電動小型低速車」を活用した新たな交通システムの実証実験を開始した。急な坂道が多く、バス停や鉄道駅へのアクセスが不便など、同地域が抱える交通課題解決の可能性を探る。
実験は、急な坂道の移動を補助する「富岡第1地区ルート」(1周約4Km)で11月7日まで実施。11月9日(金)から18日(日)までは地形的制約でバス路線の運行ができない「富岡第3地区ルート」(1周約5・4Km)で公共交通機関までの補完的機能を担う目的で行われる。